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国立沖縄青少年交流の家について

ご寄附のお願い

~あなたの気持ちが、青少年の自立を助け、次代へつなぐ~

国立沖縄青少年交流の家での 「青少年の体験活動・集団宿泊活動」や「青少年の自立に向けた教育事業・研修支援事業」の実施に対し、ご支援をお願いします。

 国立沖縄青少年交流の家では、青少年一人ひとりが幸福を追求できる持続可能な社会の実現を目指し、様々な教育事業を展開し実践研究並びに研修支援をとおして青少年の自立に向けて取り組んでいます。
 また、青少年教育のナショナルセンターとして「人口減少時代の新しい地域づくりに向けた社会教育の振興」の方策について国の動向を踏まえ、体験がいかに重要かを広く社会に伝えるため青少年教育指導者、関係者等を対象とした研修事業の実施と連携促進など地域の実情や青少年を取り巻く環境に応じて体験活動や集団宿泊活動の機会を提供、青少年教育を通した「人づくり・つながりづくり・地域づくり」といった社会教育の振興に努めています。

 しかしながらここ数年、相次ぐ災害や新型コロナ感染症によるパンデミックなど予測困難な事象の発生が、これまでの人々のライフスタイルに大きな変化を巻き起こすと同時に、青少年を取り巻く環境も急激に変化し新たな課題への対応が急務となっています。
 一方で、ライフスタイルの変化だけにとどまらず個の価値観や職業観等にも影響を及ぼし青少年教育や社会教育を担う施設や団体にも人的、財政的な面において影を落とし、施設経営や事業運営に苦慮する状況が生まれています。その中で与えられた使命を全うするために円滑な受入体制の構築、課題を踏まえた教育プログラムの精選など運営の効率化と事業の適正化を進めながら実践研究と研修支援に取り組んで行かなければなりません。

 当施設は那覇より西方に32Km、東シナ海に位置する慶良間諸島の中で一番大きな渡嘉敷島に位置し、渡嘉敷島や前島など大小14の島々からなる渡嘉敷村は豊かな自然に恵まれ、なかでも世界でも有数の透明度を誇る海は「ケラマブルー」と呼ばれ、多種、多様なサンゴが生息し、熱帯魚やウミガメなどが戯れ、冬場にはザトウクジラが子育てと繁殖のため回遊するなど、訪れる人々に驚きと感動を与えています。
 2014年3月5日(サンゴの日)には島の人々が共存し守り続けた豊かな自然環境が認められ、慶良間諸島国立公園に指定され、SDGsやESDを踏まえ自然環境と人々が共生、共存する環境を持続する取り組みが図られています。

 このように美しい自然に囲まれた渡嘉敷島も過去の大戦においては悲惨な歴史を歩んだ経緯があり、当施設が設置されている北山はその悲惨な歴史の舞台となり多くの村民が命を落とした場所でもあります。大戦後も米軍統治下においてそこはホークミサイル基地として運用され、人々の立ち入りが制限されるなど村民は戦後も引き続き苦難を強いられる状況が続きました。
 基地跡地の平和利用は村民の悲願であり、平和を希求する強い思いが届き1972年本施設が設置された経緯があります。この経緯を踏まえ平和発信の拠点として村民と一体となって平和学習を推進する教育プログラムを提供しています。

 私たち国立沖縄青少年交流の家はこのような素晴らしい自然と村民の想いに培われた平和を希求する歴史や文化を継承する環境を活かし、渡嘉敷島ならではの特色あるプログラムを提供し、共存・共生を踏まえた人や自然との関わりの中で青少年一人ひとりが幸福を追求できる、持続可能な社会の実現に向けた事業を展開しています。
 また、青少年教育のナショナルセンターとしての機能を果たすため、学校・家庭・地域と連携した事業を推進するほか、青少年教育施設や団体を中心とした指導者研修や指導者養成研修を実施し、社会教育の充実・発展に取り組んでいます。

 つきましては、国立沖縄青少年交流の家の諸事業にご理解を頂き、青少年教育の充実・発展に皆様方からの暖かなご支援、ご賛同を賜りますよう、ご寄附についてお願い申し上げます。

新たな自分発見! とびっきり最高の感動体験! マリンブルーとかしき

令和 7年4月
独立行政法人国立青少年教育振興機構
国立沖縄青少年交流の家
所長 山里 望



【お申し出・お問い合わせ先】
国立沖縄青少年交流の家事業支援課管理係
〒901-3595 沖縄県渡嘉敷村渡嘉敷2760
TEL         098−987−2306
FAX         098−987−2318
E-mail       okinawa-kanri@niye.go.jp
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