沖縄青少年交流の家について

平和学習

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プログラムの詳細

活動の概要

1945年の沖縄戦において、慶良間諸島で痛ましい出来事があった。米軍は、沖縄本島上陸作戦として、まず、慶良間諸島に砲 爆撃を行い上陸した。日本軍と住民は、米軍に追われて山の中に 逃げ込んだ。パニック状態に陥った人々は、逃げ場を失い、北端の西山に追い込まれた 。そこで 悲惨な「集団自決」が起こった 。 家族親戚が身を寄せ合い、あらかじめ配られた手榴弾の栓を抜き爆死を試みた。しかし、前日からの豪雨で発火しなかった。そのことが逆に、この世のものとは思えない凄惨な光景を生んでし まった。鎌、鍬、カミソリ、あるいは縄を使い、身内同士の殺し 合いが始まり、自ら生命を絶っていった。 戦没者の御霊は、白玉之塔に祭られている。

用具

・筆記用具・メモ用紙

活動場所

講義・講演・・・本館講堂・研修室等
現地学習・・・集団自決跡地(東展望台途中左側)
日本軍本部司令部壕跡地( つつじ棟裏塀の外側)
白玉之塔(本所より港向け左側)

活動形態

講義・講演による学習および現地学習(集団自決跡地・日本軍本部司令部壕跡・白玉之塔)において、集団自決の背景、平和への祈り、命の尊厳等の学習に適する。

活動上の 留意点

・活動計画を立てる場合は、担当職員と相談する。
・現地は神聖な場所なので、軽はずみな行動は慎む。
・道が狭く急勾配の場所もあるので、行き来には気をつける。
・草むらや危険な場所には入らない。
*講師を依頼する場合は、有料となる。

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